賃貸住宅の空き室対策は
リノベーションがおすすめ!
賃貸住宅をお持ちのオーナー様が悩んでおられるのは、やはり空き室対策が多いです。空き室が多いと、何か問題があるように見られてしまうことや、立地や環境に不安を抱かせてしまうこともあります。そんな時、リノベーションをしてみたらどうだろうかと思い浮かぶ方もいらっしゃるのではないでしょうか。でも、実際にどのようなメリットがあるのか、どんなリノベーションをすれば入居者が増えるのか、など疑問は多いと思います。
今回は、空き室対策としてのリノベーションをご紹介していきます。
リノベーションとリフォームの違い
まず、リノベーションとリフォームの違いとは何でしょうか。リフォームというのは、原状回復、つまり物件が使用されたことによる汚れや損傷などを修復し、古くなった設備の交換などを行うことです。それに対して、リノベーションというのは、入居者にとって付加価値を生み出すための改修工事となるため、より自由度は高くなります。
ただし、大規模に改修を行えば必ずしも入居者が増えるわけではありません。工事費用を回収できなくなっても困るので、自分の物件に合ったリノベーションを考えましょう。
リノベーションの効果とは?
空き室対策としての効果はもちろんですが、リノベーションをすることによってそのほかにもメリットがあります。
メリット① 家賃を上げることができる
築古物件になってきたからと落としていた家賃を、リノベーションによって上げることができます。入居者からしてみれば、新築のような機能を持った住宅に、新築や築浅物件よりも安い値段で入居できるので、多少家賃が上がっても魅力を感じてもらいやすくなります。
メリット② 節税対策になる
リノベーションは上手く活用すると節税対策にもなります。工事内容にもよりますが、リノベーションを行ったことによりその物件の寿命がのびることになります。つまり法定耐用年数がのびるということになるので、それに応じてリノベーションにかかる費用を減価償却することができます。この期間中は、節税効果があるといえます。※ただし、実際に行う工事が減価償却の対象になるかどうかは事前に税理士にご相談ください。
リノベーションの流行とは?
リノベーションにも流行があります。トレンドを意識しすぎる必要はありませんが、やはり最新の情報からどのような形にするのかを考えるのも入居率アップに繋がります。2021年度のリノベーション事情から見ていきましょう。
コロナ禍から生まれた新しいリノベーションのかたち
近年猛威を振るうコロナウィルスですが、やはりリノベーションにも影響を及ぼしていました。今までとは違い、家にいることが増えてきたため、住まいを見直そうというというはたらきが大きくなってきたことが一因です。
① 衛生意識の高まりによる水回りのリノベーション
新しい生活様式で、みんなが手洗いの重要性を高く感じた結果、水回りのリフォームはとても人気となっています。特に自動で水が出る自動水栓や除菌水の出る水栓が欲しいという人が多いです。
② リモートワークのためのワークスペース
突然始まったリモートワークで、仕事のできる環境がないままの方が多かったため、ワークスペースを希望される方が増えています。
③ 家族のだんらんの場所をもっと広く
家にいる時間が増えたことにより、家族で集まって過ごすことも多くなりました。団らんの場として今までよりも広いリビングを考えている方が増えているようです。
流行のリノベーションを考えるのももちろん良いですが、お持ちの物件に合わせたリノベーションにすることが一番大切です。
賃貸住宅のオーナーの皆様へ
みつや建設では、お客様とご相談しながら、理想の住まいに近づけるためのお手伝いをいたします。イメージも、プランもゼロの状態で構いません。ご予算やご都合に合わせたリノベーションを一緒に考えていきましょう。気になる方はぜひ一度ご相談ください。